他者から切り離した自己

それを確立するにはどうしたらいいのか。
私が、今もっとも求めている答え。

私の虚無感の源を考えてみた。
どんどん突き詰めていくと、

他者との比較によってうまれる優越感
これが、私に快感を与える。
つまり、何をしても常に他者があり、それと比較せずにはいられない。

また完璧主義な面もあり、
比較の結果、もしくは比較する必要もなく明らかに自らが劣っていると感じると、
その時点ですべてがどうでもよくなってしまう。虚無感、失望に襲われる。

それは、私の育った環境や、幼いころからのコンプレックス、
色々なものが重なり合って、長い時間をかけて作られてきたものだけれど、
これがある限り私は現実を受け止めることができない。

他者から確立された自己、
自己満足というのは、私にとって最も難しい。
自分を肯定するには、常に他人との比較を必要とするから。
内から満たされる物を見つけたいのに、それはとても難しいことのように思われる。


そしてもう一つ、わたしはあまりにも要求が多いということがわかってしまった。
～と思われたい、～と見られたい、私より勝って欲しくない、あれが欲しい、これが欲しい、
求めることばかり、与える時でさえ、その見返りを求めるし、それがなければ損をした気分になる。

書けば書くほど、最低な人間に思えてくる。
ただただ、与えることだけに喜びを覚えるような人になることはできるだろうか。
与えることに喜びを覚えた自分が周囲から評価されることを期待しない人間になりたい。
私が求める、唯一のことはこれだ。と言える日がくるだろうか。

たとえば、あのマザーテレサの求めたものはなんだったのか。
彼女のことを、学んでみようと思う。

教え子の旅立ち

一緒に勉強した学生が、もうすぐ日本に旅立ちます。
教えた、じゃなくて、一緒に勉強した、がやっぱりしっくりくる。

変わった子ほど可愛いとはよくいったもので、
あの子がいない一月からのクラスを想像すると、
日本でがんばっているとはいえ、ちょっとさみしい(/_;)

出会いがあれば別れがある

何万回も使い古された言葉だけど、
そこに込められてるモノもまた、
何万回も何万回も、
生きている限り逃れられないさみしさなんだろう。

半年後、私たちが旅立つ時のことを、ふと思った。

明日から冬休み

やっと、全部のテストがおわった。
ついに、秋学期終了です。
ぴよぴよのひよっ子なりに、なんとか乗り越えました。
乗り越える、というよりは、岸まで流れ着いたって感じだけれど。
展望とかなしに、なんとか目の前の課題を必死で終わらせてきました。

こちらにきてからしばらく、
私は“成長”というものに敏感になっていたと思う。
私の恵まれた環境において、
この一年間が私に目に見える変化をもたらさなかったら・・・
そんな心配をしていた。

一年後、先生や友達に再会した時、
こいつ、成長しやがった！！と思われるようじゃなかったら・・・
そんな心配をしていた。

帰ってからの就職とか、進路とかよりも、そっちのほうが心配だったりした。

でも、今は、ちょっと違う。
私は、自分にできることはがんばった。そう言えればいいと思う。
成長してなかったとしても、氷島で、やるべきことはやってきたさ～と言えればいいと思う。

ここで何を得たとか、どう成長したとか、目に見えるものが得られなくても、
氷島で遠い遠い日本の言葉を学ぶ学生と、一年間を一緒に過ごして、
私があげられるものは全部あげてきたっていう事実があれば、それで大丈夫。

そんなことに、最近気がついた。

今日は、3週間ぶりに学生に会って、
なんだかすごくうれしかった。
テストをがんばるみんなの顔を一時間半ずっと見てて、
学生は気持ち悪かったに違いない（笑

皆、お疲れ様。
メリークリスマス＆よいお年を（*^_^*）

雪

今朝（昼過ぎだけど・・・）目覚めたら、
また雪が積もっていました。

起きた頃には、空がオレンジになり始めてるし、
休日は寝ても起きてもずっと真っ暗・・・なんて日も遠くはないでしょう(~_~;)

温度計を見ると、気温は０℃。

・・・しかし、こいつがなかなかのくせ者なのです。
この温度計、決して0℃以下にならないのだ！！

昨日も、歩いて買い物に行ったらスーパーの前の掲示板は－４℃！
おまけに、海沿いだから風も強い。体感温度は気温よりも低い・・・

言葉じゃ表現できないけど、
皮膚がカピカピになって、寒さでアゴが割れる感じ・・・

やっとの思いで家についたら、我が家の温度計は自信満々に０℃を表示。
気持ちだけでも暖かく、という優しさ・・・かなあ。


週末３連休も、あっという間に終わってしまった。
今週で授業は最後。明日から、またがんばらなきゃ！

3か月

氷島に来て、はや3か月。
時間は、こんなにも早く過ぎるものなのか、とおどろくばかりです。
なんとか、こうしてブログを書く余裕も出てきたけれど、
まだまだ、毎日が綱渡りだったりします。

大学で日本語教師の勉強はしたけれど、
右も左も前も後ろもわからない、ぺらっぺらの新人の私ですから、
一回の授業を準備するだけでも、いくら時間があっても足りません！！

本番に強いとよく言われるけれど（そんなふうには思わないけど）、
それは口がよく回るだけの話。ようは、調子がいいんですね。
英語じゃそうもいかないし、勉強不足で、学生にうまく説明できないことも多くて、冷や汗と悔し涙の日々。
アイスランド人が、神経質で、物事にこだわって、納得するまで許してくれなくて、
失敗しても笑ってくれない人たちだったら、私は即死していたに違いない。

そして、最近は10時ごろまで日が昇らず、3時すぎると日が暮れだします。
気温は氷点下、寒いし暗いしテンション上がらず、出勤するのがつらい。。。。
でも、皆に会えば、テンション下げてる余裕は無い！ドキドキしながらへっぽこっぷりを発揮。
元気も笑いも、エネルギー源はみんな教室にあるのです。

最近は、時間の早さにビビり、すでに帰国後（来年の5月か6月）の進路が心配です。
こんなのほほんとした国で暮らして、社会復帰できるだろうか。。。